リカザイは、通常の鉄系および非鉄金属材料のほかに、新しい機能性材料に関しても種々の条件下(熱処理・酸洗処理)で試作圧延を行ない、お客様のあらゆるニーズにお答えするべく、最適な条件で加工を行い最高品質の製品をお届けします。
金属の薄膜化により、製品の小型・計量化が図られ、機能性材料の用途が無限に広がります。
代表的なニッケルチタン系形状記憶合金では薄膜・細線化によりステントなどの生体材料やヒートエンジンへの適用が進められています。
太陽電池では、これまでのガラス電極に代わり、成形性の良好なチタン箔を使用することにより、より薄い電池パネル製作の研究が進められています。
水素透過性に優れたパラジウム合金等の箔が燃料電池電極材料や高純度水素精製装置の研究開発に使用されています。また、Li-イオン電池を始めとする二次電池分野でも、グラフェンやカーボンナノチューブ(CNT)などの黒鉛材料やニッケル系ナノポーラス材料などの箔の電極への適用化が進められています。
水素吸蔵合金薄膜は、燃料電池やニッケル水素等の電極材料として使用され、小型・軽量化に貢献しています。
Nb−Ti系超電導材料の箔が、フレキシブルケーブルへの適用化研究に使用されています。
高純度のアルミニウムや鉄・銅・チタンは、金属の新たな特性が明らかになり、広い分野での活用が期待されています。
また、各種新規試作材料の精密圧延加工についても少量(1枚)より対応が可能ですのでお気軽にご相談下さい。